老化で目が小さくなるメカニズムとアンチエイジングとしての整体

2024/01/28 ブログ
頭蓋骨の模型

頭蓋は23のパーツからできていて、それぞれが完全に固定されているわけではないことは前回も書きました。

頭蓋骨はそれぞれの縫合に微妙な可動があるので、日常の癖や表情に伴って、筋肉の動きと連動して、微小な変化が蓄積されていきます。

 

PCを使った仕事やスマホを凝視する生活で、現代人は眼精疲労になりやすく、眉間、目に自然と力が入ってしまい、その影響として額が引き下がっていきます。

 

額に引っ張られて前頭骨が落ち込んでいくと、前頭鼻骨縫合に圧がかかり、そもそもの「窪地」である前頭鼻骨縫合(ぜんとうびこつほうごう)はさらに窪みます。

 

老化すると目が窪んでいく、目が小さくなっていくと言われますが、整体的に見ると、上記のような頭蓋の動きを把握し、それを緩和するような動きをプログラミングをすることが1つのテーマとなります。そうした手技を施すことで、頭蓋の微細な動きに一石を投じることができます。

 

また、頭蓋の縫合にバッファ(緩衝)がなく、ギチギチに固まりすぎることで、脳脊髄液などの循環が悪化し、老化を早めるとも言われています。

こちらの観点からも、整顔を行うことで頭蓋の柔軟性に保ち、アンチエイジングを期待することができます。

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